- 「年齢とともにイボが増えてきた」
- 「首に小さなイボがたくさんできている」
- 「できるだけ傷跡を残さず、きれいに除去したい」
など、イボに関するお悩みはさまざまです。
一般的に「イボ」と呼ばれるものにはいくつかの種類がありますが、今回ご紹介するのは、加齢などに伴ってできる「脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)」です。
脂漏性角化症は「老人性イボ」や「年齢イボ」とも呼ばれ、ウイルス感染によって生じる手や足にできやすい尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)とは異なる皮膚疾患です。
脂漏性角化症はレーザーなどで除去できる場合がありますが、イボ大きさや厚み、できている部位によって適した治療方法は異なります。
今回は、脂漏性角化症の治療方法や液体窒素とレーザーの違い、当院ならではの治療に対する工夫、施術後の経過や注意点について詳しく解説していきます!
目次
イボ取りレーザーとは?
イボ取りレーザーは、レーザーの熱エネルギーを利用して、皮膚にできたイボを削り取る治療です。
レーザー治療は、メスを使用せずに除去できることが特徴で、体だけでなく、顔や首などの目立ちやすい部位にあるイボにも対応しています。
ただし、すべてのイボがレーザー治療に適しているわけではありません。
イボの種類や病変の状態によっては、液体窒素や手術などの治療方法が適している場合もあります。
そのため、当院では治療前に皮膚科医が必ず「ダーモスコピー」と呼ばれる機器を用いてできものを詳しく診察し、そのうえで適切な治療方法を判断しています。

イボの除去方法は?液体窒素・レーザー・クリームの違い
患者様から「イボは液体窒素で取れますか?」「市販のイボ除去クリームでも取れますか?」とご質問いただくことがあります。
脂漏性角化症の治療には、液体窒素やレーザーなどの方法がありますが、当院では、できるだけ傷跡が目立たない仕上がりを目指し、レーザーによる除去をご提案しています。
その理由の一つが、液体窒素による治療後の色素沈着です。

液体窒素による治療では、炎症によって茶色いシミのような跡(炎症後色素沈着)が残ることがあります。
また、イボの周囲の正常な皮膚にも液体窒素が当たることで、イボがあった部分の色が抜けて白くなり、その周囲に色素沈着が生じることもあります。

特に顔や首などの目立つ部位では、治療後の見た目にも配慮する必要があります。
せっかく見た目が気になってイボを除去したのに、茶色い跡が残ってしまうと、かえって目立ってしまうこともあります。
また、市販のイボ除去クリームや塗り薬についても、塗るだけでイボを除去することは難しく、自己判断で刺激の強い製品を使用すると、かぶれや色素沈着などを引き起こす可能性もあります。
そのため、当院ではイボの大きさや厚み、できている部位、患者様のご希望などを踏まえ、基本的にはレーザー治療をご提案しています。
ただし、レーザー治療でも赤みや色素沈着、傷跡が残る可能性があるため、医師が診察したうえで適切な治療方法をご案内しています。
なお、ウイルス性のイボ(尋常性疣贅)は脂漏性角化症とは異なる疾患であり、当院では基本的に保険診療での液体窒素治療を行っています。
当院のイボ除去レーザーの特徴
当院では、患者様と治療方針をしっかりとすり合わせながら、できるだけ傷跡が目立たない仕上がりを目指し、2種類のレーザーを使い分けて治療を行っています。① 2種類のレーザーを使い分けた治療
当院では、イボ取りの機械に、エルビウムYAGレーザー(ACTIONⅡ)と炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)を導入しています。・エルビウムYAGレーザー(ACTIONⅡ)
エルビウムYAGレーザーは、皮膚に含まれる水分に吸収されやすい性質を持つレーザーです。炭酸ガスレーザーと比較して周囲の組織への熱ダメージを抑えやすく、施術後の赤みや炎症後色素沈着などのリスクを軽減できることが特徴です。
また、傷の治りが比較的早く、痛みやダウンタイムを抑えた治療が期待できます。
・炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)
炭酸ガスレーザーは、皮膚の水分に反応する熱エネルギーによって、イボの組織を蒸散させるレーザーです。止血しながら治療できることや、細かな操作が可能であることが特徴です。
当院では、主に止血が必要な場合や、細かな操作が求められる場合などに使用しています。

このように、当院ではそれぞれのレーザーの特徴を生かし、イボの状態に応じて使い分けることで、皮膚への負担や傷跡に配慮した治療を行っています。
② 皮膚科医による診断と適切な治療方法の提案
イボだと思っていたできものが、実はまったく異なる皮膚疾患である場合もあります。また、できものの種類や部位、大きさによっては、レーザー治療ではなく、液体窒素による治療や手術などによる切除が適している場合もあります。
例えば、ウイルス性のイボ(尋常性疣贅)と、加齢に伴ってできる脂漏性角化症では、適した治療方法が異なります。
また、悪性が疑われる病変については、レーザーで除去すると病理検査を行うのが難しくなるため、手術による切除や組織検査を検討する必要があります。
当院では、皮膚科医が必ずダーモスコピーを用いて病変の状態を詳しく確認し、レーザー治療と手術のどちらが適しているかを判断したうえで、患者様に合った治療方法をご提案しています。
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イボ取りレーザーのダウンタイムと治療後の経過
イボ取りレーザー治療は、基本的に施術当日と1~2週間後の経過観察の計2回の通院となります。ただし、傷の治り具合によっては、追加の診察が必要になる場合もあります。
レーザーでイボを除去した後は、皮膚に小さな傷ができた状態になります。
傷が治るまでの期間や赤みの程度は、イボの大きさ、治療部位などによって異なります。
当院では、施術後も患者様に安心してお過ごしいただけるよう、経過観察を含めたアフターフォローを大切にしています。

- 施術直後~1、2週間
施術直後は、レーザーを照射した部分に赤みや浅いくぼみが生じることがあります。
傷口を保護するため、塗り薬や必要に応じて保護テープを使用します。
- 1~2週間後
徐々に新しい皮膚が形成され、傷口がふさがっていきます。
当院では、治療から1~2週間後に再診していただき、傷の治り具合を確認しています。
必要に応じて、その後も1週間ごとの経過観察をお願いする場合があります。
- 1か月~数か月後
傷口がふさがった後も、赤みや色素沈着が残る場合があります。
これらは時間の経過とともに徐々に目立ちにくくなることがありますが、回復までの期間には個人差があります。
施術後のアフターケアについて
イボ取りレーザーは、施術後の適切なケアも大切です。当院では、施術後1~2週間を目安に、1日2回の塗り薬の塗布と必要に応じて保護テープの交換をお願いしています。
傷口がふさがるまでは、医師の指示に従って処置を継続してください。
また、施術部位を引っかいたり、紫外線などの刺激を与えたりすると、炎症後色素沈着が生じる可能性があります。
傷口が治った後も、紫外線対策を心がけることが大切です。
当院では、施術後の経過観察も行い、傷の状態を確認しながらアフターフォローしています。
傷跡をできるだけ目立たせないためにも、治療後の適切なケアと経過観察が大切です。
イボ取りレーザーの料金
当院では、イボの大きさや個数などに応じた料金を設定しています。
また、たくさんあるイボをまとめて除去したい方に向けた、お得な取り放題メニューもご用意しています。
詳しくは、カウンセリング時に美容カウンセラーまでお尋ねください。
※施術部位などによって料金が異なる場合があります。
まとめ|イボ取りは皮膚科へご相談ください
イボは、顔や首、体などさまざまな部位にでき、年齢とともに数が増えたり、部位によっては衣服やアクセサリーに引っかかったりすることで、見た目だけでなく日常生活でも気になることがあります。- 「イボを取りたいけれど、傷跡が残らないか心配」
- 「液体窒素とレーザーのどちらがよいのか分からない」
当院では、イボの種類や状態に合わせて、周囲の皮膚への負担や治療後の傷跡にも配慮した治療を行っています。
気になるイボをそのままにせず、まずはお気軽にご相談ください。
名古屋市中川区のあつた皮膚科・美容皮膚科クリニックでは、患者様一人ひとりの状態に合わせた治療をご提案いたします。
監修医師
