ほくろ除去は自分で簡単にできるの?市販のクリーム・ペン・針を使うリスクや危険性を解説!

「ほくろ除去は自分で簡単にできる?」
「クリームや針を使ったほくろ除去にどんなリスクがある?」

顔のほくろや大きいほくろなどコンプレックスに感じるほくろを除去したいと考える方は多いでしょう。

しかし、皮膚科や美容クリニックは値段も高そうだし、自分で簡単にほくろ除去できないかな?と悩んでいる方も少なくありません。

そこで本記事では、ほくろ除去を自分で行う方法や危険性について解説しています。自分に合った方法を検討し明るい笑顔を取り戻しましょう。

ほくろ除去は自分で簡単にできるの?種類や除去方法を紹介!

家にあるものや市販されているアイテムで自分で簡単にほくろ除去をしたい方は多いでしょう。

皮膚科や美容クリニックに行かずに自分で行うには以下の方法が挙げられます。

ほくろ除去の方法
  1. ほくろ除去クリーム(カソーダ)
  2. ほくろ除去レーザーペン
  3. もぐさ(お灸)
  4. 精油ジェル
  5. 針・ハサミ・カッター

参考:東京美容外科
参考:共立美容外科

それぞれ詳しく解説していきます。

①ほくろ除去クリーム(カソーダ)

ほくろ除去クリームとは、カソーダと言われる重曹を主成分としたクリームを指します。

皮膚を火傷状態にして剥がし取る方法です。除去したいほくろ部分に塗って待つだけなので手軽に自宅でもできる方法です。

しかし、日本で認可された除去クリームはないため、海外輸入の製品を使用することになります。

手軽さがメリットになる一方、ほくろ以外の皮膚にカソーダが広がると炎症が起こることがあります。

そのため、ほくろ周囲の皮膚を絆創膏などで保護し、ほくろ以外に付着しないよう注意する必要があるでしょう。

参考:日本美容皮膚科学会
参考:池袋サンシャイン美容外科
参考:ミセルクリニック

②ほくろ除去レーザーペン

市販のほくろ除去レーザーペンを使って、自分でほくろに照射して除去する方法です。

照射時に皮膚を焼いていくため、痛みを伴うことがあります。

レーザーペンは、通販などで2000円〜3000円程度で手に入ることから、自分で手軽にできる点がメリットです。

しかし、レーザー照射により、再発のリスク、傷跡が残りにくいなどのリスクも高まることから危険性は十分理解しておく必要があるでしょう。

参考:日本美容皮膚科学会
参考:共立美容外科
参考:塚原クリニック

 

③もぐさ(お灸)

もぐさとは、よもぎから作られたお灸用を指します。

ほくろの上に置くことで皮膚を火傷させて、ほくろを除去する方法です。

レーザーペンやクリームと異なり初心者が自分で行うのは難しいため、お灸に慣れている方向きだといえるでしょう。

参考:トアロード形成美容クリニック

④精油ジェル

精油配合のジェルをほくろに塗って除去する方法です。

現在販売されている製品には「モールクリア」や「ワートモールバニッシュ」などありますが、いずれも国産ではないため、海外製品のリスクも考慮する必要があります。

また、除去クリームと同様にほくろ以外にジェルが付着すると炎症が起こることがあるため、十分な注意が必要な方法の1つでしょう。

参考:池袋サンシャイン美容外科

⑤針・ハサミ・カッター

針やはさみなどの鋭利なものを使用して自分でほくろを切除・削る方法です。

家にあるもので簡単に試すことができますが、痛みや大きなリスクが伴いますのでおすすめできません。

綺麗にほくろ除去できるとは限らないほか「傷跡が残る」「感染症を引き起こし皮膚が壊死する」などリスクの方がある方法です。

参考:日本美容皮膚科学会
参考:KM新宿クリニック

ほくろ除去を自分でする際のデメリットやリスクとは?危険だと言われる理由5選!

ほくろ除去には自分でもできるさまざまな方法がありますが、リスクや危険性は十分理解しておく必要があります。

自分で行うほくろ除去のリスク
  1. 再発した場合のリスクが高い
  2. 症状が悪化する可能性
  3. 皮膚トラブルが起きる可能性
  4. 悪性腫瘍がどうかの判断ができない
  5. 全て自己責任でアフターケアも難しい

具体的にどのようなデメリットがあるのか解説します。

1:再発した場合のリスクが高い

皮膚科や美容クリニックで施術を行なっても、施術方法によっては再発する確率はある程度あります。

しかし再発しにくいように配慮した治療を受けられます。

その一方で、自分で市販のホクロイボ除去ペンなどで除去した場合には、そのような工夫もできず再発のリスクが高まり、処置の不備による傷痕ができてしまう可能性があります。

参考:つかはらクリニック

2:症状が悪化する可能性

自分でほくろ除去をすると症状が悪化する可能性も高まります。

例えば、もともと小さかったほくろが大きなケロイドになってしまい後悔するケースもあるでしょう。

ほくろ除去は医師の診断の元、適切な施術法を施さないと悪化する可能性があります。

そのため、自分でほくろ除去するよりは美容クリニックでの除去がおすすめです。

参考:日本美容皮膚科学会
参考:つかはらクリニック

3:皮膚トラブルが起きる可能性

自分でほくろ除去すると、皮膚トラブルのリスクも高まります。

例えば、赤み・色素沈着・ケロイドになったりなど跡が残る可能性もあります。

また、感染症の危険性もあるため自分でほくろ除去するデメリットは大きいと言えるでしょう。

トラブルが起きてから失敗したと感じるケースもあるため、自分でのほくろ除去はおすすめできません。

参考:銀座S美容形成外科

4:悪性腫瘍がどうかの判断ができない

ほくろには良性と悪性があり、医師の判断でなければ自分では見分けがつきません。

そのため自分で切除しようとして、悪性腫瘍だった場合は発見が遅れる事態になりかねないのです。

悪性腫瘍は放っておくと進行するため、早めに治療する必要があるのは言うまでもありません。

自分で切除した結果、病気の進行を遅らせてしまうのはリスクが高すぎますね。

参考:阪神尼崎駅前皮フ科スキンクリニック

5:全て自己責任でアフターケアも難しい

前述している自分でほくろ除去を行うリスクは全て自己責任となります。

万が一トラブルが発生しても、自分での対処やアフターケアは難しいのです。

一方、皮膚科や美容クリニックで施術を受ける場合は、アフターケアもあるためおまかせできる点がメリットです。

自分でほくろ除去するリスクは十分理解した上で、自己責任で行いましょう。

自分でほくろ除去するのは危険!皮膚科やクリニックの方が良い3つのポイント

ここまで、自分でほくろ除去を行うリスク・危険性を解説しました。

皮膚科やクリニックで行うメリットも理解しておくと安心です。

  • ほくろ除去施術の金額に大差はない
  • ほくろが再発する可能性が低い
  • アフターケアが充実しリスクも抑えられる

それぞれ解説いたします。

ほくろ除去施術の金額に大差はない

そもそもほくろ除去を自分で行うのは、金銭的に美容クリニックは高額だと考える方は多いではないでしょうか。

ほくろ除去クリームや除去ペンの相場を調べても3,000円以上の商品がほとんどです。

クリニックでは大きさによって4,000円台から除去できるため、大差がないと言えます。

同時にアフターケアや医師の診断も考慮すると、自分で行う金銭的メリットは少ないでしょう。

ほくろの再発も考えた施術

美容クリニックでは医師による診断の元、ほくろ除去施術を行います。

それゆえ、ほくろの深さや大きさなど詳しく調べた上で除去することが可能です。

もちろんクリニックでも再発する可能性はゼロではありませんが、再発時の保証をつけているクリニックもあるのでチェックしましょう。

参考:共立美容外科

ほくろは根が深い場合は再発の可能性がありますので、1〜2回程度通院していただくこともあります。当院では電気メスに限り万一、1年以内に再発した場合は、無料で再手術を行っております。

引用元:品川美容外科

アフターケアがありリスクも抑えられる

美容クリニックのほくろ除去は、再発した際の再治療保証の他に、施術後のアフターケアも備えていることがあります。

アフターケアは非常に重要であり、ケアを怠ると跡が残ったり再発リスクが高まる原因ともなります。

そのため、アフターケアによって施術後のリスクが抑えられるクリニックでの治療がおすすめだと言えるでしょう。

参考:みやびクリニック

ほくろ除去は美容クリニックがおすすめ!治療の種類や特徴を紹介

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ほくろ除去がおすすめのクリニック

ほくろ除去をクリニックで行う場合さまざまな施術メニューが用意されています。

そのため、値段やほくろの種類から自分に合った方法を選べるのがメリットでしょう。

  • 炭酸ガスレーザー:1mm以下の小さいほくろ除去におすすめ
  • 電気メス:直径5mm以下のほくろ除去におすすめ
  • 切開法:直径5mm以上のほくろ除去におすすめ

上記3つの特徴や症例画像をご紹介します。

参考:品川美容外科

①炭酸ガスレーザー:1mm以下の小さいほくろ除去におすすめ

画像引用、参考:品川美容外科

炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)は水分に吸収されやすく、一瞬にして熱エネルギーに転換されるという性質があります。

出血はほとんどなく、蒸散作用は皮膚の表面に限られ深いところまで至らないため、深いほくろと比べると患部の治癒も比較的早いといえます。

そのため、小さなほくろには効果的ですが、大きなほくろにはあまり適していません。

炭酸ガスレーザーの症例写真

画像引用:品川美容外科

症例詳細はこちら

施術名:炭酸ガスレーザー
詳細:レーザーによるホクロ・いぼ除去
税込:1mm×1mm 3,820円(税込4,200円)~4,770円(税込5,250円)
リスク・副作用:痛み/内出血:赤みが数日間位。かゆみ:皮膚が再生、成熟する度
お問合せ:0120-189-900 品川美容外科

②電気メス:直径5mm以下のほくろ除去におすすめ

画像引用元:品川美容外科

電気メスでのほくろ除去は、比較的小さめで隆起しているほくろに適しています。

電気メスでは縫合しないため、抜糸のために再度来院する必要もないのは嬉しいポイントです。

また、レーザーや切開よりも出血のリスクが低く、価格もお手頃なのでおすすめでしょう。

参考:シンシアガーデンクリニック

電気メスの症例写真

画像引用元:品川美容外科

症例詳細はこちら

施術名:ほくろ取り・ほくろ除去
詳細:ほくろを電気メスによって除去する施術
税込:3,820円(税込4,200円)~4,770円(税込5,250円)(1㎜)
リスク・ハレ:2~3ヶ月位わずかな赤み。かゆみ:皮膚が再生、成熟する度
お問合せ:0120-175-600

③切開法:直径5mm以上のほくろ除去におすすめ

画像引用元:品川美容外科

電気メスで除去すると陥没してしまう可能性がある大きく盛り上がったほくろに適した施術です。

切開すると抜糸の必要がありますが、取り残しが少なく再発リスクは電気メスより低いといった特徴があります。

ただ、時間経過と共に改善されますが、施術直後は傷口が気になる方も多いでしょう。

そのため、お仕事や学校など一定期間の休日を利用したスケジュールがおすすめです。

参考:自由が丘クリニック

切開の症例写真

画像引用元:東京美容外科

症例詳細はこちら

施術名:ほくろ取り・ほくろ除去
詳細:ほくろを電気メスや切開によって除去する施術
税込:電気メス 3,820円(税込4,200円)~4,770円(税込5,250円)
切開 6,880円(税込7,560円)~8,590円(税込9,450円) (1㎜)
リスク・ハレ:2~3ヶ月位わずかな赤み。かゆみ:皮膚が再生、成熟する度
お問合せ:0120-189-900

 ほくろ除去に関するよくある質問

最後にほくろ除去に関するよくある質問を紹介します。

家にあるものでほくろを消すには?

家にあるものや、市販されている商品でほくろを消すには

  • ほくろ除去クリーム(カソーダ)
  • ほくろ除去レーザーペン
  • もぐさ(お灸)
  • 精油ジェル
  • 針・ハサミ・カッター

などが挙げられます。

参考:東京美容外科
参考:共立美容外科

しかし、自分で行うにはアフターケアがしづらいなどリスクもあるでしょう。

ほくろの除去する場合は、自分に合ったクリニックでカウンセリングを受けてみることをおすすめします。

ほくろ除去は小学生・中学生もできる?

基本的に、クリニックを訪れてほくろ除去をするのに年齢制限はありませんが、クリニックによって考え方が異なる場合があります。

ただし、18歳未満の場合は保護者の同意書が必要なケースもありますので受診前に確認しましょう。

参考:銀座S美容形成外科クリニック

ほくろ除去は保険適用される?

ほくろ除去が保険適用されるのは、日常生活に支障が出るケースや悪性腫瘍など治療が必要と診断された場合です。

基本的に美容目的でのほくろ除去は保険適応外の自費診療になります。

保険適用になるかどうかは医師が判断するので、カウンセリングの際に確認するのも良いでしょう。

参考:アイシークリニック

【まとめ】ほくろ除去を自分でするにはリスクが高いのでやめよう!

今回はほくろ除去を自分で行う方法や種類について解説いたしました。

自分でできる方法は複数ありますが、除去後のアフターケアも正しい方法を知る必要があります。

また、ほくろ除去クリームの使用もリスクが伴う可能性があります。

気になるほくろを除去したい場合は、美容クリニックでの施術を検討してみることをおすすめします。

本記事を参考に、まずは無料カウンセリングの予約からしてみてはいかがでしょうか。コンプレックスに惑わされない日常を目指してみてくださいね。