たるみは皮下組織のボリュームロスと靭帯が弱くなることで引き起こされます。
年齢を重ねると、顔面に適度についていた脂肪が減少し骨もやせ細っていきます。これらのボリュームロスによって皮膚に余剰ができ、まるでしぼんだ風船のようになります。
皮下組織の中にはさまざまなポイントで組織を固定する釘のような役割を果たす靭帯があります。この靭帯に余った皮膚が上から乗っかるようになります。その代表がほうれい線です。
またこの靭帯自体も弱くなってしまうと、伸びたゴムのように組織を支えることが出来なくなりさらにたるみが悪化します。重力に抗うことが出来なくなり、組織は下へと移動しあご周りに集まります。年齢を重ねると、逆三角形のすっきりとした形の顔が四角形に変化するのはこのためです。