赤ら顔は何らかの原因で毛細血管が異常に発達し、肌の表面に透けて見える病気です。
毛細血管が発達する疾患はいくつかありますが、これらの原因疾患がないのにも関わらず毛細血管が皮膚に浮き出ている場合は毛細血管拡張症、さらにお顔全体に赤みが広がったりニキビ様の丘疹が加わったりと一定の特徴的な症状を伴う場合は酒さとなります。
原因疾患が認められる場合は原因疾患の治療を行うことで改善することがほとんどです。原因が不明な毛細血管拡張症や酒さ、原因疾患治療を行っても毛細血管の拡張だけが残ってしまうようなケースは、発達した毛細血管に直接アプローチする治療が必要となります。
〈赤ら顔の原因となる疾患〉
・ステロイド酒さ ・ニキビ ・脂漏性皮膚炎 ・光過敏症 ・接触皮膚炎 ・蝶形紅斑 など