”みずいぼ”
みずいぼは夏、プールに入る季節になると急激に増えますね。
自然に治ることは知っていても、周りのお友達に移してしまうのでは？と心配になります。
ここではみずいぼの上手な対処法についてご紹介します。
みずいぼは幼児・小児によく生じ、免疫がつくころに自然に治ります。
そのため、近年では特に処置をしない医療機関が増えています。
しかし、それまでには長期間（長くて５年程度）を要するため、周囲の小児に感染することを考慮して治療することもあります。
治療には摘除法、内服療法、冷凍凝固療法などがあります。
園や学校を休む必要はありません。
通っているスイミングスクールや園の方針で、早めにきれいにすることを希望される場合は、専用のピンセットでの摘除法を行います。
治療をされるか、下記の注意点を守って生活されるかは、最終的には保護者の方の判断となります。
＊＊感染後の注意点＊＊
みずいぼのある部分はできるだけ衣服や絆創膏で覆い、露出しないようにして、他の小児に直接触れさせないようにしましょう。
引っ掻いて掻き壊すとみずいぼが広がったりとびひの原因にもなります。引っ掻かないように注意しましょう。湿疹がある場合は、まず湿疹の治療をしましょう。
保湿剤などで肌を保護することでみずいぼの広がりを抑えることができます。
Q．プールに入ってもいいの？
A.プールの水ではうつりませんので、プールに入っても構いません。
ただし、タオル、浮輪、ビート板などを介してうつることがありますから、これらを共用することは避けて下さい。
プールの後はシャワーで肌をきれいに洗いましょう。
当院ではみずいぼの治療、日常生活での注意点を詳しくアドバイスいたします。
みずいぼができてしまったら、まずはご自身で判断されずご相談ください。
あつた皮ふ科クリニック・美容皮膚科クリニック
