夏に向けて増えてくる皮膚の病気に『とびひ』があります。

もしも、なってしまった場合に注意していただくことをご紹介します。

Q.広がらないようにするにはどうすればよい?

手を介してバイ菌が広がっていくため、まずは爪を短く切り、こまめに手洗いをして清潔に保つことが大切です。

また、皮膚を引っ掻いた細かい傷口からバイ菌が感染するため引っ掻きはしないようにすること、バイ菌の多い鼻孔に指をつっこまないようにしましょう。

とびひの場所も石鹸を泡立てて、手で優しくなでるように洗い、シャワ-でしっかりすすぐと清潔です。

兄弟姉妹がいる場合は、ほかの子供達が入浴したあとで入浴させるほうがよいでしょう。

入浴後は、滲出液などが周囲に接触しないように、患部に抗菌薬軟膏の外用、ガ-ゼなどの保護処置が必要です。

Q.プールに入ってもいいの? 

A. かきむしったところの滲出液、水疱内容などで次々にうつります。プールの水ではうつりませんが、触れることで症状を悪化させたり、ほかの人にうつす恐れがありますので、プールや水泳は治るまで禁止して下さい。

 

Q保育園・幼稚園・学校へ行ってもよいか?

A. 病変が広範囲の場合や全身症状のある場合は学校を休んでの治療を必要とすることがありますが、基本的には病変部を外用処置して、きちんと覆ってあれば、学校を休む必要はありません。 

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