単純性血管腫・いちご状血管腫
単純性血管腫は、生まれつき皮膚にみられる赤いあざで、成長とともに色が濃くなったり範囲が広がることがあり、自然に消えることは少ないため、レーザー治療が有効とされています。
乳児血管腫は、生後まもなく赤い盛り上がりとして出現する良性の血管腫で、「いちご状血管腫」とも呼ばれます。生後しばらくは大きくなりますが、多くは成長とともに自然に小さくなる傾向があります。ただし部位や大きさによっては治療を検討することもあります。
治療についての詳しい説明はこちらをご覧ください
再発率
単純性血管腫
単純性血管腫は治療して色が薄くなった部位も、年月や経過とともに再発して濃くなる場合があります。
乳児血管腫
乳児血管腫はほぼ治まったとして治療を途中で中断した場合、再び患部が膨らんで症状が再発するケースもありますので、医師の指示のもと治療を継続することが重要です。
症例
監修医情報

理事長・院長 佐々木良輔
略歴
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2006年
浜松医科大学 卒業
徳州会病院で救急・総合診療研修 -
2008年~2010年
藤田保健衛生大学皮膚科学 助教
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2010年~2011年
大同病院皮膚科 勤務
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2011年~2013年
藤田保健衛生大学皮膚科学 助教
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2013年~2015年
刈谷豊田総合病院 皮膚科 勤務
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2015年~
藤田保健衛生大学皮膚科学 客員助教
あつた皮ふ科・美容皮膚科クリニック(旧:あつた皮ふ科クリニック)院長
資格・所属学会
- (一社)日本専門医機構認定皮膚科専門医
- 日本皮膚科学会 中部支部代議員(2016年~2023年)
- 日本皮膚科学会 東海地方会評議員(2016年~2022年)
- 藤田医科大学皮膚科学 客員助教