手のひら・足の裏の湿疹|あつた皮ふ科・美容皮膚科クリニック|名古屋市中川区の皮ふ科・美容皮膚科

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手のひら・足の裏の湿疹 HAND FOOT ECZEMA

手湿疹・異汗性湿疹・汗疱とは

手湿疹・足の湿疹でお悩みのかたは
当院で適切な治療をご提案いたします

手のひらや足の裏に湿疹ができると、かゆみや赤み、プツプツとした盛り上がりが現れることがあります。まずは、抗炎症薬や湿疹専用の外用薬を使って治療を開始します。症状が進行したり改善が見られない場合は、他の治療法としてステロイド外用薬や角質軟化薬を用いることがあります。名古屋市で手のひらや足の裏の湿疹でお悩みのかたは、一度当院までご相談ください。

汗疱の原因

汗疱とは汗の出口が炎症し、生じる病気です。汗の出口が多い手の平や手の指、足の裏や足の指によく見られます。水虫とは全く別の病気です。人にうつることもありません。 初期では、手の平やとくに指の縁(指の横)に、プツプツとした盛り上がりができます。進行すると、水疱ができたりします。プツプツや水疱のできはじめには、痒みが出たり、赤みを帯びたりすることもあります。落ち着いてくると、日焼けのあとのように薄皮がむけてきます。汗がきっかけになることが多く、春から夏にかけてや、季節の変わり目に多くみられます。 とくに手の平や足の裏に汗をかきやすい方は注意が必要です。小さなお子さんや小中学生、高校生は、動きも活発で汗を多くかくため、症状が出やすくなります。 痒みが強く赤みがある場合は、「汗疱性湿疹(かんぽうせいしっしん)」や「異汗性湿疹(いかんせいしっしん)」などと呼ぶこともあります。 とくに足にあらわれる症状は、水虫(白癬)にもよく似ています。患者さんの中には水虫と思われて受診される方もいらっしゃいますが、汗疱だったということも少なくありません。

汗疱の治療法

外用薬

ステロイド外用剤・尿素軟膏・ヘパリン類似物質

症状が軽い場合は、治療せずに2~3週間で、自然治癒することもあります。 紅斑や腫脹等の炎症、痒み等の自覚症状がある場合、あるいは水疱が大型の場合などは、やはり治療が必要になります。炎症を抑制するステロイド外用剤、表面の角質を軟化させ汗排出を促す尿素軟膏やヘパリン類似物質を外用することもあります。 日常生活では手洗いを徹底したり、入浴後によく乾燥させたりする必要があります。とくに手指側面や趾間部は、乾いたタオル等でよく乾かすように心がけていただきます。

監修医情報

医師 あつた皮ふ科・美容皮膚科クリニック
理事長・院長
佐々木良輔

略歴

  1. 2006年

    浜松医科大学 卒業
    徳州会病院で救急・総合診療研修

  2. 2008年~2010年

    藤田保健衛生大学皮膚科学 助教

  3. 2010年~2011年

    大同病院皮膚科 勤務

  4. 2011年~2013年

    藤田保健衛生大学皮膚科学 助教

  5. 2013年~2015年

    刈谷豊田総合病院 皮膚科 勤務

  6. 2015年~

    藤田保健衛生大学皮膚科学 客員助教
    あつた皮ふ科・美容皮膚科クリニック(旧:あつた皮ふ科クリニック)院長

資格・所属学会

  • (一社)日本専門医機構認定皮膚科専門医
  • 日本皮膚科学会 中部支部代議員(2016年~2023年)
  • 日本皮膚科学会 東海地方会評議員(2016年~2022年)
  • 藤田医科大学皮膚科学 客員助教