治療方法としては、弱いステロイド外用剤(塗り薬)で症状を緩和させますが、かゆみがひどい場合は強いステロイドに変更します。またマセラチア菌というカビが原因の可能性が高いので、抗真菌も併用する場合があります。
炎症がおさまれば、ステロイドの使用頻度を減らし、抗真菌薬が含まれるケトコナゾールという塗り薬が使用されます。
脂漏性皮膚炎は皮膚の脂質が多い環境で発症しやすいので、普段の生活で洗顔や洗髪を適切に行うことが重要です。また日常生活のストレスが原因で皮脂の量が増えることもありますので、普段の十分な睡眠や疲れをためすぎないように生活を送ることが重要です。