前回の赤みの治療のひとつとしてご紹介させてもらったノーリス

あつた皮ふ科クリニックのIPL(光治療)と言えばBBLで

これまで多くの患者様のお肌でその効果を発揮してきましたが

なぜ、新しい機械を導入することにしたのか?

BBLとは何が違うのか

というところをご紹介したいと思います!

5月はノーリス新規導入に伴うお得なモニター募集もしています✨

詳しくはインスタで

ノーリスについて詳しく知りたい方はこちらもどうぞ


・IPL治療とは

・ノーリスの特徴

薬事承認

赤みに強い理由①

赤みに強い理由②

シミに対する効果

・ノーリス概要

・最後に


【IPL治療とは】

シミ治療といえば『レーザー』って思う方も多いかなと思いますが、IPLはレーザーとは少し違います。

レーザーは日常にある『光』の中の単一の波長を人工的に取り出したものです。

これに対してIPLは『光』の中の複数の波長を利用した治療。

普通の光とはもちろん異なり、治療に利用できそうな波長の『ここからここまで』てな感じでこちらも人工的に取り出しています。

それぞれ、一長一短がありますが

IPL治療をお勧めする場合は

・シミ以外にもくすみ、毛穴、小じわ、赤みなどのお悩みもある場合

・総合的な美肌改善を目指したい場合

・ダウンタイムが取れない忙しい方

・きれいになってからもその状態を維持していきたいと思っている

このような方にはIPL治療がぴったりです😘

【ノーリスの特徴】

▶薬事承認

国内初で2つの薬事承認取得しているのは、ノーリスの特徴です✨

1⃣表在性皮膚良性色素性疾患➡シミやそばかすなどの悪性ではない色素(メラニン)によるできもの

2⃣皮膚良性血管病変における表在性毛細血管拡張症状➡血管によるできもの(赤いできもの)や血管拡張そのもの

効果と安全性について、安心して治療を受けていただける指標の一つとなると思います🙂

 

▶赤みに強い➡理由①

ノーリスは赤みをターゲットにしたフィルター(武器みたいなもん)が存在します。出る波長は530~750nm、この中にはヘモグロビンに強くダメージを与える波長を2つ含みます。レーザーだと単一波長です。例えば当院のVbeamでは585nmとなります。レーザーの長所もあるのですが、複数波長で攻撃できるのはノーリスの強みです✨

👆イメージこんな感じ??

▶赤みに強い➡理由②

一般的にIPLは火傷を避けるために冷却をしながら行います。

冷やすと血管は縮み、赤みはそれだけで改善します。改善した=敵(ヘモグロビン・・・赤み色素)がそこにいないということなので、攻撃しても効率はめっちゃ悪いですよね~

しかしノーリスでは光自体が火傷を起こしにくいように工夫されているので、冷やさなくても火傷をする心配がいらないのです(すごい!😮)

つまり、これまでは冷却することで敵に警告をして逃げたところを攻撃するしかなかったのですが、冷却しないので奇襲ができるようになったというわけです(わかる??)

👆イメージこんな感じ?

【シミに対する効果】

『でもシミに対してはこれまでのと一緒でしょ~』と思いました??

確かにシミに対しては赤みほどの差別化(BBLと比較して)を持っているわけではないかもしれません。

(そもそもBBLも設定が細かくできる、スポット照射可能など、IPLの中でも高性能なので…)

一つ特徴としては熱傷が起きにくい、色素沈着ができにくいという特徴があります。

できるだけ副作用は避けたいですからありがたいです!!

これは、出したいエネルギーをしっかり出す、という機械の強さのおかげ。

効果を出すために高い出力が必要だったのが、最小限で済むように工夫されています。

なお、当院ではスポット照射ができるチップも用意していますので、BBLに効果が劣ることもないです😃

当然、赤みもシミも気になるという方にはノーリスとてもオススメ!!

【ノーリス概要】

治療効果:毛細血管拡張、血管腫、こじわ、毛穴、シミ、そばかす、くすみなど

副作用・リスク:軽度痂疲形成、赤み、ほてり、まれに熱傷、色素沈着

ノーリスの照射の様子はこちらのYouTubeで見てみてね!

料金はこちらで確認

【最後に】

あつた皮ふ科クリニックは保険診療・自費診療の両方を行っている名古屋市熱田区・中川区から通いやすい皮膚科クリニックです。

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文責:あつた皮ふ科クリニック副院長 佐々木侑里子

あつた皮ふ科クリニック