AGAと女性の薄毛

AGAと女性の薄毛について 抜け毛・薄毛対策

AGA

AGA

AGA(エージーエー)とは、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」という意味です。男性型脱毛症は思春期以降に始まり、徐々に進行する脱毛のことです。AGAは生理現象として見過ごされがちですが、外見上の印象を大きく変えるため、生活に著しい支障をきたしている場合も多くあります。

またAGAについては以前より科学的根拠に乏しい民間療法が出回っていますが、近年では有効な治療薬が開発されています。ぜひ信頼できる医療機関で、科学的根拠のある抜け毛・薄毛対策をしていただきたいと思います。

AGA(男性型脱毛)を発症する原因は?

AGAの原因は、男性ホルモンと遺伝子の2つだといわれています。男性ホルモンのひとつであるテストステロンの一部が毛乳頭細胞に取り込まれると、変換酵素の作用でより活性の強いDHT(ジヒドロテストステロン)に変換されます。DHTが毛乳頭細胞内の受容体に結びつくと脱毛を促すシグナルを出し、髪の毛の成長期が短くなって脱毛を繰り返すことになるのです。成長期が短くなると、毛が硬く成長する前に抜けてしまうので、産毛のような軟毛が増加します。AGAを発症すると、このように抜け毛が増えて薄毛になります。

AGAの治療

男性型脱毛に関しては、研究が進んでいます。有効性の高いフィナステリドやデュタステリドといった内服薬や、ミノキシジル外用薬が第一選択となります。

さらにミノキシジル内服やサプリメント、毛髪再生医療、LED照射治療などを個々の状態に合わせて組み合わせ治療も提案いたします。

■内服薬

フィナステリド

フィナステリド

日本人の研究においてAGAに有効性が高い薬です。男性ホルモンがジヒドロテストステロン(強力)に変換するのを抑える薬です。女性型脱毛には無効です。

ザガーロと比較すると効果発現は遅くなりますが、最終的な効果は同等といわれておりますので、予防などに用いるにはまずこちらをおすすめしております。

【副作用とリスク】
性欲減退 など

ザガーロ(デュタステリド)

日本を含めた国際的な研究において、その有効性が高いことが証明されています。男性ホルモンがジヒドロテストステロン(強力)に変換するのを抑える薬です。

ザガーロカプセル0.1㎎と0.5㎎があり、0.5㎎の有効性は特に高いと考えられています。40歳以上で脱毛が進行している方はザガーロの方が有効です。フェナステリドと比較して、効果発現が早いというメリットがあります。

【副作用とリスク】
性欲減退 など

ミノキシジル内服

血流促進作用によって発毛を促すほか、近年では幹細胞分化促進作用による発毛効果もあると言われています。高齢の方、心疾患のある患者様には処方できません。

【副作用とリスク】
低血圧、多毛、初期脱毛、性欲減退など
※AGAの内服薬には、性欲の減退などの副作用がありますので十分にご理解いただいた上で服用をご検討ください。

薄毛サプリメント  ビビスカルプロフェッショナル

海外での臨床試験で効果が実証されている、海洋性タンパク質複合体のサプリメントです。1日2回、1錠ずつ服用します。ビビスカルプロフェッショナルは、栄養障害が原因の一つと考えられる、あらゆる薄毛に対して特に有効といわれています。日本では2019年に発売されたばかりの新しいお薬です。

■外用薬

5%・15%ミノキシジル外用

日本人の研究でミノキシジル外用の有効性が証明されています。
男性型脱毛の場合、2%ミノキシジルに比べ5%・15%ミノキシジルの方が有効性が高いことが分かっています。

【副作用とリスク】
かゆみ・肌荒れなど

■注射

HARG療法  毛髪再生医療

HARG療法とは、ヒトの脂肪幹細胞から抽出したたんぱく質に含まれる成長因子を利用して毛髪再生を行う治療です。
安全な方法で抽出した成長因子が豊富に含まれる製剤(AAPE®)を頭皮に直接注入します。成長因子が毛母細胞に働きかけ、成長期の毛髪には更なる成長を促し毛包休止期の毛母細胞は活性化させます。

【副作用とリスク】
施術時の痛み、注入部位の感染など

■LED低出力レーザー

LED低出力レーザー CUBE LIGHT(キューブライト)

LED(キューブライト)

LED低出力レーザーは毛乳頭細胞の活性化を促すとされています。日本皮膚科学会ガイドラインでもLEDおよび低出力レーザーの発毛効果に関しては、有用性を示す十分な根拠があるとし、行うことを勧めています。CUBE LIGHTは医療用LEDを使用することにより、熱によるダメージ、光老化や創傷の可能性を減らすことが可能になりました。 有害な紫外線がなく、副作用の発生がすくないのが特徴です。また低エネルギーで目や皮膚の組織にダメージを与えません。

【副作用とリスク】
光過敏症の方の症状増悪など

女性の薄毛治療

女性は男性よりも薄毛の悩みを表に出しづらく周囲に悩みを理解されなかった、ということもあり、女性の薄毛に関しては男性ほど研究が進んでいません。正しい情報が乏しいことも一因となり、効果がない高額なサプリメント、薬物の購入やその副作用などでトラブルが増えています。

AGA同様、『有効な治療法があることを知り、正しい知識のもと患者様に治療を受けていただく』ことが我々の使命と考えております。

   

女性の薄毛の原因

女性の薄毛はAGAとは異なる機序で発症すると考えられています。男性よりも発症年齢が高く40~50歳代で閉経後にみられ、頭頂部の比較的広い範囲で軟毛化を認めますが男性のように完全に消失することはありません。またAGAには有効な治療薬が女性の薄毛には無効であることなどからもAGAとは異なる病態であることが示唆されますが、その原因は明らかとはなっていません。

原因の違いからAGA治療薬の一部は女性の薄毛には無効となるものがあります。患者様それぞれの症状をみて適切と判断した治療をご提案します。

■内服薬

ミノキシジル内服

血流促進作用によって発毛を促すほか、近年では幹細胞分化促進作用による発毛効果もあると言われています。高齢の方、心疾患のある患者様には処方できません。

【副作用とリスク】
低血圧、多毛、初期脱毛、性欲減退など

スピロノラクトン内服

スピロノラクトンは男性ホルモンであるアンドロゲンの働きを抑制することで薄毛に有効です。もともとは利尿薬や高血圧の治療薬として古くから使用されているお薬です。

【副作用とリスク】
高カリウム血症、腎不全など

薄毛サプリメント
ビビスカルプロフェッショナル

海外での臨床試験で効果が実証されている、海洋性タンパク質複合体のサプリメントです。1日2回、1錠ずつ服用します。ビビスカルプロフェッショナルは、栄養障害が原因の一つと考えられる、あらゆる薄毛に対して特に有効といわれています。日本では2019年に発売されたばかりの新しいお薬です。

■外用薬

2%・5%ミノキシジル外用

2%ミノキシジル外用

日本人の研究でミノキシジル外用の有効性が証明されています。 15%ミノキシジルでは女性の場合有効性よりも副作用が増える点で推奨されません。

【副作用とリスク】
かゆみ・肌荒れなど

■注射

HARG療法  毛髪再生医療

HARG療法とは、ヒトの脂肪幹細胞から抽出したたんぱく質に含まれる成長因子を利用して毛髪再生を行う治療です。
安全な方法で抽出した成長因子が豊富に含まれる製剤(AAPE®)を頭皮に直接注入します。成長因子が毛母細胞に働きかけ、成長期の毛髪には更なる成長を促し毛包休止期の毛母細胞は活性化させます。

【副作用とリスク】
施術時の痛み、注入部位の感染など

■LED低出力レーザー

LED低出力レーザー CUBE LIGHT(キューブライト)

LED(キューブライト)

LED低出力レーザーは毛乳頭細胞の活性化を促すとされています。日本皮膚科学会ガイドラインでもLEDおよび低出力レーザーの発毛効果に関しては、有用性を示す十分な根拠があるとし、行うことを勧めています。CUBE LIGHTは医療用LEDを使用することにより、熱によるダメージ、光老化や創傷の可能性を減らすことが可能になりました。 有害な紫外線がなく、副作用の発生がすくないのが特徴です。また低エネルギーで目や皮膚の組織にダメージを与えません。

【副作用とリスク】
光過敏症の方の症状増悪など

治療の流れ

1.Webやお電話にてご予約ください。初診の方でもご予約は可能です。
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2.診察の前に、患者様のお悩みやご希望についてカウンセリングを行います。また、治療の流れについてご説明いたします。
↓
3.カウンセリング内容を踏まえて医師の診察を行い、治療方針を決めていきます。脱毛症の原因診断のため、必要な場合は採血など検査を行います。
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4.診察後、院内処方にてお薬をお渡しします。お薬をまとめて渡すことも可能です。 患者様の金銭的な負担を軽減するため、本当に必要なお薬だけを処方するのが当院のモットーです。

※AGA治療は自由診療です。健康保険の適用はありませんが、念のため健康保険証をご用意ください。

Q&A

Q.AGA治療薬の副作用はどのようなものがありますか?

A.ミノキシジル外用薬には、かゆみ、紅斑、落屑(フケ)などの皮膚症状が、プロペシア・デュタステリドには男性機能への影響、肝機能低下などの症状が副作用として報告されています。異常があればただちに医師までご相談ください。

Q.漢方は取り扱っていますか?

A.日本皮膚科学会が策定している診療ガイドラインに、漢方薬の記載はありません。ほかの治療法のほうが高い効果があると考えるため、当院では取り扱っておりません。

Q.かつらの使用は治療に影響しませんか?

A.かつらを使うと蒸れて治療に悪影響が出るかもしれない、と心配される方もいらっしゃいますが、問題はないのでご安心ください。かつらはQOL(生活の質)の向上に役立つアイテムです。

Q.薄毛や抜け毛に効果がある食べ物はありますか?

A.亜鉛が細胞分裂や新陳代謝に影響するといわれており、欠乏すると脱毛がすすむことがあります。亜鉛を多く含む食品には、大豆やごま、卵、玄米、牡蠣などがあります。これらの食品を日常的にバランスよく取り入れるようにしましょう。

当院に受診の際は採血検査で亜鉛欠乏がないかチェックできます。不足の場合は亜鉛補充薬を処方します(検査・薬ともに保険適応です)。

Q.信頼できる治療法を探す方法はありますか?

A.日本皮膚科学会が科学的根拠に基づく診療ガイドラインを発表しています。ガイドラインではさまざまな治療法を、「行うよう強くすすめる」のA評価から「行うべきではない」のD評価までの推奨度で示しています。

お気軽にお問い合わせください

正しい情報と確かな治療で、患者様の健やかなお肌を守るお手伝いができれば幸いです。
少しでも気になるところがあれば、ぜひ当院までご相談ください。