脂漏性皮膚炎とは
脂漏性皮膚炎でお悩みのかたは
当院で適切な治療をご提案いたします
脂漏性皮膚炎とは頭や顔などの皮脂の分泌が多い場所に発症する病気です。本来、皮脂は皮膚や髪の毛を保護し、潤す働きがあります。しかし皮脂の分泌量が多いと、ニキビができたり、炎症をおこすケースがあります。脂漏性皮膚炎では、こういった分泌量が多い場合にカビが原因で炎症を起こし地肌が赤くなり、頭皮だとかゆみやフケがたくさん出るようになります。名古屋市で脂漏性皮膚炎にお悩みの方は、ぜひ一度当院までご相談ください。
脂漏性皮膚炎の原因
脂漏性皮膚炎は、皮膚に常在しているマラセチアというカビ(真菌)の一種が発症に関与していることが認識されています。なので、頭皮や髪の生え際、眉間やほうれい線、脇の下などの皮脂の分泌が多い場所に発生します。ただし、マラセチアがすべての人に対して脂漏性皮膚炎を引き起こすわけではありません。皮脂の分泌状況や、湿潤状況など、さまざまな要因が真菌にとって好条件になった時に発症するとかんがえられています。
当院の脂漏性皮膚炎治療
治療方法としては、弱いステロイド外用剤(塗り薬)で症状を緩和させますが、かゆみがひどい場合は強いステロイドに変更します。またマセラチア菌というカビが原因の可能性が高いので、抗真菌も併用する場合があります。 炎症がおさまれば、ステロイドの使用頻度を減らし、抗真菌薬が含まれるケトコナゾールという塗り薬が使用されます。 脂漏性皮膚炎は皮膚の脂質が多い環境で発症しやすいので、普段の生活で洗顔や洗髪を適切に行うことが重要です。また日常生活のストレスが原因で皮脂の量が増えることもありますので、普段の十分な睡眠や疲れをためすぎないように生活を送ることが重要です。
監修医情報
理事長・院長 佐々木良輔
略歴
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2006年
浜松医科大学 卒業
徳州会病院で救急・総合診療研修 -
2008年~2010年
藤田保健衛生大学皮膚科学 助教
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2010年~2011年
大同病院皮膚科 勤務
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2011年~2013年
藤田保健衛生大学皮膚科学 助教
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2013年~2015年
刈谷豊田総合病院 皮膚科 勤務
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2015年~
藤田保健衛生大学皮膚科学 客員助教
あつた皮ふ科・美容皮膚科クリニック(旧:あつた皮ふ科クリニック)院長
資格・所属学会
- (一社)日本専門医機構認定皮膚科専門医
- 日本皮膚科学会 中部支部代議員(2016年~2023年)
- 日本皮膚科学会 東海地方会評議員(2016年~2022年)
- 藤田医科大学皮膚科学 客員助教