普段のスキンケアって何を基準に選んでいますか?
ブランド力
使い心地
パッケージ
などいろいろあると思います。
私たちあつた皮ふ科美容皮膚科クリニックが最も重要視するのはやっぱり
『成分』と『エビデンス』
自分に必要な成分は何か
どのくらい信頼のおける成分なのか
果たして何%なら効果が得られるのか
そんな視点で選んだコスメたちを取り揃えています☺️
目次
しみ・くすみの原因とスキンケアの重要性
美容皮膚科で扱うコスメが実力を最も発揮するのは『シミ・くすみ』です。
(シミは薄くなる程度です)
シミ・くすみは美容施術で消せるならホームケアは何でもいいじゃん😏
と、コスメは適当に選んでませんか?
実は美容施術をしている方こそ、コスメが重要になってきます。
というのも
くすみ(肝斑含む)の原因は『刺激』
美容施術の多くは少なからず『刺激』を加えます。
施術後赤みが出るものが多くありますが、これは『刺激』の証拠。
せっかくシミやたるみを改善しても、くすみを放置してはNG!
日常生活でも
日焼け
こすり刺激
ニキビの炎症
など『刺激』はそこら中にあります。
その日のダメージはその日のうちに
毎日のケアに効果のある成分を使用することで
ダメージを蓄積させることなく、いつでも透明感のある素肌をゲットできちゃいます😆
市販品とドクターズコスメの違い
有効成分の濃度・種類
市販品は安全のため肌トラブルが大部分の人に起きない設計にしていますが、
ドクターズコスメは『医師が肌状態を管理する』という前提で作られるので本当に有効な成分と濃度で作られます。
医師のサポート
ドクターズコスメの場合、診察で肌やお悩みを聞いて医師が合ったものを一緒に選んでくれます。
また効果の出方やトラブルについてもサポートするので、その分攻めの設計ができます。
効果の実感
市販薬は長期に使用することを前提としたマイルドな設計ですが、ドクターズコスメの場合は、入っている成分ごとに効果がはっきりしていてはやく結果が得やすいです。
市販品とドクターズコスメの違いまとめ
クリニックでしか買えない当院のしみ・くすみコスメ
カリグラムシリーズ
コジブライトローション/コジブライトクリーム
美白成分『コウジ酸(安定型コウジ酸誘導体)』を主成分とし、その効果を最大限に発揮させるために設計されたシリーズ。
日本独自の成分『コウジ酸』がメラニン生成を促すチロシナーゼを阻害します。
しかも刺激が出にくく、白抜けの心配もないので長期使用に適しています。(1)
モイストクッションウォッシュ
濃密泡で洗うため、摩擦刺激が非常に少なく、泡切れもいい洗顔料です。
洗顔時の摩擦が色素沈着の原因になっていることは意外と多い!
日常の摩擦を最小限にするための究極洗顔です。
料金 | |
---|---|
クイッククレンズ150g | 3,850円 |
コジブライトローション120ml | 6,600円 |
コジブライトクリーム30g | 8,800円 |
モイストクッションウォッシュ |
※表示金額は全て税込みです
ベーシックケアAZシリーズ

ベーシックケアAZ化粧水/乳液
美白成分アゼライン酸とナイアシンアミドの2種類を含みます。
アゼライン酸(Azelaic acid)は、天然にも存在する成分です。
効果はチロシナーゼ阻害による美白効果に加え、ピーリング効果によるニキビ改善、炎症抑制効果など…まさに美容の万能薬。(2)
ナイアシンアミド(ビタミンB3)は美白効果だけでなく、肌にハリを与えたり皮脂を抑え毛穴改善に役立ちます。
ニキビや毛穴も気になるし、色素沈着も気になる、という方にはぜひ導入したい一品です。(3)
どちらの成分も刺激がでにくい優しめ濃度なので、敏感肌の方にもおすすめ。
料金 | |
---|---|
ベーシックケアAZクリアローション125ml | 4,400円 |
ベーシックケア乳液60g | 4,400円 |
※表示金額は全て税込みです
DRXシリーズ
AZAクリーム
アゼライン酸への思いがもっと強い方のための、アゼライン酸20%配合クリーム。
20%アゼライン酸の美白効果は4%ハイドロキノンと同等と言われ理想の濃度です。(2)
効果に振り切った濃度なので一部乾燥やひりつきが出るかも。
料金 | |
---|---|
AZA | 1,980円 |
※表示金額は全て税込みです
プラスリストアシリーズ
クレンジング泡ホームケア
洗顔時に気にすること、それは摩擦。
摩擦はお肌の敵と心得よ!!
洗顔はとにかく摩擦がなければないほどよいです。
[こすらず落とせる+泡]のクレンジングが最強です。
プラスリストア 日焼け止め
皮膚科で扱う日焼け止めのポイントは
・敏感肌にも使えるか
・防御できる『光の波長』の種類は十分カバーされているか
また、個人的には日焼け止めの場合使用感も非常に重要。
プラスリストアの日焼け止めはこのようなポイントを満たしつつ、更にフラーレン配合で強力な抗酸化作用を持たせているので、紫外線を防御しつつ、紫外線による肌の老化対策も同時に叶えます。(4)
現状、すべてを1本の日焼け止めで満たすのは難しいです。
ざっくり『強め』『優しめ』の2タイプをシーンや肌質に合わせて使用するのがおすすめ!
プラスリストア日焼け止め比較
特性 | UVローション | UVミルク |
---|---|---|
UV防御力 | SPF50+ / PA++++ | SPF30 / PA++ |
耐水性 | 高い(ウォータープルーフ) | 低め(石鹸落ち) |
落としやすさ | クレンジング必要 | 石鹸で落とせる |
刺激への配慮 | 紫外線吸収剤+散乱剤の併用(敏感肌にも配慮) | 紫外線散乱剤のみ(吸収剤不使用でより低刺激) |
使用シーン | アウトドア・スポーツ・光対策重視 | 日常使い・下地・敏感肌・施術後 |
テクスチャー | さらっとした乳液 | なめらかで密着感あり |
防御できる光 | UVA・UVB・ブルーライト(可視光)・近赤外線 | UVA・UVB(主に紫外線領域) |
料金 | |
---|---|
クレンジングソープ泡ホームケア200ml | 3,850円 |
UVローション30ml | 3,080円 |
UVミルク30ml | 3,080円 |
※表示金額は全て税込みです
オリジナル処方アイテム
トラネキサム酸クリーム 5%
内服薬に関してはその効果は数々の研究で実証済みですが、塗り薬もやはり効果あり。
特に肝斑に関してはトラネキサム酸5%はハイドロキノン4%と同等かそれ以上の効果があったとエビデンスも確立されており、副作用がほぼない点も考えると第一選択となるでしょう。(5)(6)
トレチノイン
トレチノインはメラニンの排出を促します。
ビタミンA系の塗り薬では最も強力で、ハイドロキノン+トレチノイン療法はシミ治療として1~3コースではっきりと効果が確認できるくらい強力です。
ですがその分赤みや色素沈着を起こすリスクが高いので、医師の指導のもと適切に使用することが重要です。
ハイドロキノン(5%・2%)
古から美白剤として使用され、その効果は言わずもがな。
メラニン生成抑制の王道。皮膚の漂白剤の異名を持つ実力者。
ただし、濃度が濃くなると肌荒れを起こすことがあり、またその強力さ故に長期使用による白抜けトラブルなどもあります。
とは言え、肌に合う方が短期的に使用するならやはり信頼できる成分です。
医師の指導のもと使用することが最も大事!
ビタミンCローション
ビタミンCにも強い抗酸化作用とともにメラニン色素還元作用による美白効果があります。水溶性ビタミンC誘導体を高濃度に配合しています。
ビタミンCは3、5、7、10%でそれぞれ美白効果が濃度依存性に高まると言われています。
オリジナルビタミンCローションは乾燥や刺激が起こりにくいギリギリの濃度を攻めています。(7)
<ドクターズコスメ>
内容 | 価格 |
---|---|
ハイドロキノンクリーム 5% 5g | 1,480円 |
ハイドロキノンクリーム 2% 20g | 2,980円 |
トレチノインクリーム 6g | 3,850円 |
デュアルレチノプラス(高濃度レチノール) 27g | 8,800円 |
※表示金額は全て税込みです
ドクターズコスメの選び方と使い方
お悩みを明確にする
シミの種類によってコスメの成分が有効かどうかは変わります。
自分の肌悩みの正体が何者なのか、しっかり診断してもらい、お悩みを明確にすることが第一歩です。
クリニック選び
同じ化粧品でも説明をきちんとしてもらえなかったり、その後のフォローがしてもらえないようなクリニックで購入すると、ドクターズコスメの本領が発揮できませんし、市販品より危険性が高いです。
きちんと医師による診断があるか、フォローする体制があるか、は重要なチェックポイントです。
使用時の注意点
ドクターズコスメは成分濃度が高く、刺激がでやすいものが一部含まれます。注意点が多いので説明を丁寧にしてもらい、それらを守る必要があります。
最後に|あつた皮ふ科美容皮膚科クリニックのご紹介
ドクターズコスメには市販品では叶わない効果が期待できます。
クリニック施術と合わせて使用することで、自宅+クリニックでの肌ケアができ、より理想への近道となるでしょう。
当院のシミ治療についてもっと詳しく知りたい方はこちら
今回気になる商品があった方はあつた皮ふ科美容皮膚科クリニックのカウンセリングへどうぞ。
美容カウンセリング
参考文献
1)Whitening effect of kojic acid dipalmitate loaded nanosized ethosomal gel for the treatment of hyperpigmentation: In vitro and in vivo characterization.
2)Melanin hyperpigmentation of skin: melasma, topical treatment with azelaic acid, and other therapies.
3)The effect of niacinamide on reducing cutaneous pigmentation and suppression of melanosome transfer.
4)The co-application effects of fullerene and ascorbic acid on UV-B irradiated mouse skin.
5) Efficacy and safety of topical agents in the treatment of melasma: What’s evidence? A systematic review and meta-analysis.
J Cosmet Dermatol. 2023 Apr;22(4):1168-1176. doi: 10.1111/jocd.15566. Epub 2022 Dec 25.
6) Efficacy and safety of tranexamic acid 5% cream vs hydroquinone 4% cream in treating melasma: A split-face comparative clinical, histopathological, and antera 3D camera study.
Dermatol Ther. 2020 Nov;33(6):e14240. doi: 10.1111/dth.14240. Epub 2020 Sep 14.
7)De Dormael, R. (2019). Vitamin C prevents ultraviolet-induced pigmentation in healthy volunteers: Bayesian meta-analysis results from 31 randomized controlled versus vehicle clinical studies. Journal of Clinical and Aesthetic Dermatology, 12(2), E53–E59.