こんにちは

あつた皮ふ科クリニックではinstagramを始めました!まだまだ投稿は少ないですが、もっと皆さんの身近なクリニックになるように、発信していきますので、ぜひフォローをお願いします!!(^_-)-☆

 

先日instagramに投稿した内容ですが、ブログでのご紹介が遅れましたことお詫びいたします。

 

その記事とは秋田浩孝先生訪問についてです!!!

←写真右側が秋田先生、左は院長です

現在、坂文種報徳會病院皮膚科准教授として勤務されており、当院と非常に立地が近いこともあり普段から大変お世話になっております。

秋田先生は日本におけるあざ治療・レーザー治療のパイオニアと言われる実はすごーーい先生なのです。(普段は親しみやすく、患者さんにもとっても優しいのがまたすごい!!)

院長も大学病院勤務時代には秋田先生に『レーザーのいろは』を教えてもらいました!現在はクリニックのレーザー機器を使いこなす院長ですが、その基盤を作ってくださった恩師ですね!!!

秋田先生は当然のことながら最新のレーザー機器をそろえ、あらゆる疾患に対応されていますが、今回は特に先生のところで治療可能な血管腫についてのお話をさせていただきます。

 

イチゴみたいな血管腫 乳児血管腫

2歳ごろまで大きくなり、その後小学校に上がるころまでには治療をしなくとも自然に消退することが知られる乳児血管腫( いちご状血管腫)。放っておいても大丈夫とお考えの方も多いのではないでしょうか。

しかし!!実は顔を含む頭頚部にできやすいのが特徴で、眼球を覆ってしまうことで視力に影響を及ぼしたり、部位によって気道閉塞、聴力障害などを引き起こすリスクがあるものもあります。

また、大きな病変では、潰瘍を作ることもあり、感染症のリスクも考慮しなければなりません。

そして自然消退したとしても痕を残すことも!!整容的なことも女児に多い疾患でもあり、大きな問題ですよね。

そのような可能性を考慮して、現在は医師が必要と判断した患者様には積極的に治療を行うことがガイドラインでも明記されています。(もちろん、リスクがないと判断された場合には医師とともに慎重に経過を見ることとなります。)

 

 

乳児血管腫の 最新 治療法

以前はレーザー・ステロイドの注射などが治療の中心でしたが、そもそも効果が不十分だったり副作用があり使い辛かったりといった問題がありました。

これまでの治療では全力で行っても残念ながら痕が残ってしまう、、、というケースもわずかながらありました(院長も経験があります(>_<))

そんな中、 ヘマンジオルシロップというお薬が2016年から日本でも承認 されてから現在第一選択とされ、注目されています。

もともとは不整脈や高血圧などに使用されるお薬で、心疾患のある乳児に使用していたところ、血管腫にも効いてしまった!!というのがこのお薬の発見のきっかけだったそうですΣ(゚Д゚)(秋田先生談)

お薬がうまく効けば、血管腫がみるみる小さくなる効果の高いお薬です。視力障害などのリスクのある赤ちゃんには早めに使用すれば、そのリスクを避けることができます。

 

乳児血管腫におけるレーザー治療の位置づけ

現在、レーザー治療は乳児血管腫治療において第一選択ではないものの、ヘマンジオルシロップを使用しながらレーザー治療を行うことで、表面にの色合いをより綺麗に治せることが期待できます。\( ‘ω’)/

また、どうしてもお薬の使用が困難な場合もレーザー治療を積極的に行っているとのことでした。

秋田先生の行っているVbeam2というレーザー機器を用いての治療は保険診療で使えるレーザー治療となります。(秋田先生と院長の間に写っている機械です)

 

難しい乳児血管腫の治療

治療が必要な場合、ほとんどの場合がまずは第一選択のヘマンジオルシロップを使用することとなりますが、使用の際は細心の注意が必要となります。

なぜならこのお薬はそもそも心疾患系のお薬であるため、稀に低血圧や低血糖などの副作用が起こることがあり、万が一副作用が出たときのバックアップ体制が必要だから!!です。

秋田先生のいる坂文種報徳會病院では小児科と皮膚科が協力して診ているとのことで、最初の薬の投与は最低1泊の入院をしていただき、万が一のお子様の変化に対応できるような体制を整えているそうです。

他の地域でも、現段階ではこのような管理体制が整った施設での使用が安全でしょう。

全国の乳児血管腫の治療可能な施設はこちらのページで確認できます。

https://www.maruho.co.jp/kanja/kekkanshu/

 

最後に…

乳児血管腫の治療の流れがわかっていただけましたでしょうか??(#^^#)

あつた皮ふ科クリニックでは普段より、開業医では適切な治療ができないと判断した場合、患者様の不利益にならないよう注意しながら速やかに専門施設へご紹介するように努めております。

乳児血管腫は徐々に拡大していくため、なかなかその後の経過など予測がつきにくいものです。気が付いた時には大きくなってしまっていた、なんていうこともあります。

小さいものでも、治療の必要があるかどうかは医師の判断が必要となります。

赤あざ、青あざは生後早期の診断と治療が大切です!!できるだけ早めに受診し治療のタイミングを逃さないようにしましょう。

赤あざが見つかった場合は早めにあつた皮ふ科クリニックまでご相談くださいm(_ _)m

 

あつた皮ふ科クリニック